こんにちは、ASAPです。
今回はお酒とトレーニングについてです。忘年会シーズンに入り、二日酔いが来た方も少なくないと思います。二日酔いになると『頭が痛い…』『気持ち悪い…』とあまりいいことがありませんがそのような時、トレーニングをしても大丈夫なのでしょうか？
Q.二日酔いの原因
二日酔いは肝臓が『アセトアルデヒド』を分解しきれないことで起こります。お酒をたくさん飲みすぎると、肝臓がアセトアルデヒドを処理しきれずに血液中のアセトアルデヒドの濃度が高くなるため胃もたれや胸やけ、吐き気、頭痛などを引き起こします。
ハードな筋トレはこれらの症状を悪化させる可能性がある為、避けたほうがよさそうです。
〇避けたほうがいい理由
①効率のいいトレーニングが難しい
二日酔いの状況だと体は水分を普段より多く消費するので脱水症状を起こす可能性がありますし、吐き気や頭痛に意識が持っていかれやすいです。また、汗を流せば二日酔いが治るという迷信がありますが先程出てきたアセトアルデヒドは汗と一緒に排出されないので注意しましょう。
②心臓に負担がかかる
二日酔いの状態で激しいトレーニングを行うと血管が拡張しやすく血流が早まりやすくなります。その状態でトレーニングを続けていると心臓に負担がかかり息切れや動機が激しくなる恐れがあります。
〇対処法
①炭水化物をとる
二日酔いでだるい、頭が回らないときは脳のエネルギー補給が重要です。おかゆやうどんなどの消化のいい物や食べやすい果物などがおすすめです。
②水分をたくさんとる
脱水状態になりやすいため水、または電解質や糖質を含むスポーツドリンクもおすすめです。個人差はありますが酸味の強いものは吐き気を誘発することがあるので避けた方がよいでしょう。
〇まとめ
二日酔いの原因の物質は「アセトアルデヒド」が体内に残るためですが運動で汗を流しても一緒に流れることはないので注意しましょう。また、激しいトレーニングは動悸や息切れを悪化させる可能性があるので避けるのが無難でしょう。
もしトレーニングをする場合は普段より多く水本補給をして、炭水化物も少し食べるのが理想です。