サプリメントをとる目的
サプリメントは、「健康を維持する為に、必要最低限の栄養素の確保」と考えて頂ければ本来のサプリメントを摂取する目的が見えていきます。食事かサプリメントから栄養を摂るといった場合に、メリットデメリットがありますが個人の意見として、あくまでも食事から栄養を摂るのが理想といえます。サプリから栄養を摂る場合は、食事から栄養が取れる時間がない時や、食事の間の時間が空く場合、美容目的がある場合などがいいかと思います。
サプリメントは健康に良いのかor悪いのか
サプリメントは、英語で補助を表す言葉です。サプリメントは、栄養素がカプセルや錠剤に形を変えたもので、海外では支流ですが日本人からするとまだ薬のイメージが強い方が多いと感じます。
サプリメントが健康にいいか悪いか、まだはっきりとした正解は無いがサプリメントは効果や成分を理解しないで使うとアレルギーを持っていた場合、最悪死に至る可能性がありますので、トレーナーや管理栄養士に相談してから使用するのが安全です。
健康増進にオススメなサプリメント
・マルチビタミン
ビタミンは、普段の食事で野菜や果物を積極的に摂れれば問題はない。アンダーカロリーになりやすいダイエット中は、食事から摂れるビタミンやミネラルは減りがちになる。
ビタミンは、他の栄養素が上手く働くために機械の潤滑油のような働きをしてくれる栄養素で、不足する場合ビタミン欠乏症、夜盲症、皮膚や粘膜の乾燥などの症状が現れ、骨粗鬆症などにも影響される。ダイエット中に、果物や野菜を摂れない方は一気にビタミンが取れるマルチビタミンを摂ることで症状を未然に防ぐ事に繋がります。
・フィッシュオイル
EPAやDHAは魚に含まれている脂質であり、人の体内生成出来ない必須脂肪酸が摂取できます。マグロやカツオ、サンマ、サバなどに含まれていることが多いですが、サプリメントとしても「フィッシュオイル」から摂取が出来ます。うつ病の症状緩和、心疾患による死亡リスクの低下、お腹周りの脂肪燃焼の効果が多くの研究で明らかになっております。
魚やフィッシュオイルを好まない人orアレルギーがある人は、海藻由来のサプリメントがオススメ。魚やフィッシュオイルからEPAやDHAが取れるのは魚が食べている海藻に含まれている方が多いためと言われています。
・ビタミンD
先ほど一般的にサプリメントとして販売されているのはビタミンD3と呼ばれ、日光に当たると体内で作られる栄養素になる。マルチビタミンの中にも含まれていますが単体でとることでもオススメです。ビタミンDが不足することで骨粗鬆症、ガン、高血圧、自己免疫疾患のリスクが上がる。
コロナ中で外出することが減り、室内にいると日光を浴びる機会も少なくなる。日光に当たるには窓越しではなく外に出てしっかり肌で日光に当たる事が大切である。ビタミンD3不足を促すと、免疫機能が改善、カルシウムの働きの促進につながり強い体作りが期待できます。
まとめ
サプリメントは、最初に話した通り「健康を維持する為に、必要最低限の栄養素の確保」として考えていただきたい。間違った考え方でサプリメントは、魔法ではないため「摂ればとっただけいい効果が出る」という考え方はNG。あくまでも自分にとってどんな効果があるのかを、どんな目標を達成するのに必要になってくるなど考えてとる必要があります。
記事を作成する際に参考にした書籍は、「肉体改造のピラミッド 栄養編」です。
(参考:Eric Helms Andrea Valdez Andy Morgan,肉体改造のピラミッド(栄養編),AthleteBody株式会社,2021年6月,125ページ)