梅雨入りで低気圧による頭痛と気象病

ASAPです。6月に入り梅雨らしいジメジメした季節になりました。雨だと気圧が低くなり頭痛を伴う方も多いのではないでしょうか?今回は気象による体調の変化について説明していきます。

 

この時期に起こる体調の変化とはソース画像を表示

 

 

 

 

 

 

 

この梅雨時期には低気圧頭痛が多いでしょう。気圧が急激に下がると体内の水分バランスが崩れ、体内に水分がたまりやすくなります。これがいわゆる『むくみ』になります。体がむくむと血管が広がり、その周りの神経を刺激して炎症を起こしやすくなります。脈を打つようにズキンズキンとした痛みが起こるのが特徴です。

頭痛の他にもだるさ、めまい、気分の落ち込みなどが起こることもあります。このような天気による体調の変化を『気象病』といいます。

 

体調不良を引き起こす代表的な気象変動は①台風などの大型低気圧、②1日のうちで気圧が変化する大気潮汐、③微気圧変動などがあります。

 

①台風などの大型低気圧

気圧が下がると血管が膨張して血流が悪くなってしまいます。そうなると脳や筋肉に充分な酸素がいきわたらず頭痛やめまい、手足のしびれなどに繋がります。また、血管が膨張するとストレスを感じやすくなり、うつ病のような症状が現れる人もいます。

 

②一日のうちで気圧が変化する大気潮汐

大気潮汐(たいきちょうせき)は太陽で緩められた大気が膨張して気圧が下がるなどして起きる周期的な気圧の変動で、12時間周期で決まった時間に1~2hPa程度の変動幅のアップダウンを繰り返す気圧の波として観測されます。

 

③微気圧変動

先ほど説明した大気潮汐よりもスケールは小さめのものの微気圧変動というものもあります。例としては積乱雲の発生、山越えの気流の影響などで発生します。気圧の変動もそこまでなく、時間も数十分程度とかなり短めですが気象病に敏感な方はこのような小さな変化でも影響があるでしょう。

 

梅雨時期の症状だけに限らず生活リズムを整え朝食をきちんととる、シャワーで済ませず湯船につかるなど自律神経を整えて生活していきましょう。

 

 

 

 

 

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