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今回はダイエット時に課題となる体脂肪についてです。体脂肪は体脂肪率によって表されます。体脂肪率は体重のうち、体脂肪の重さが占める割合の事です。体脂肪を測る方法には体内に微弱の電流を流すインピーダンス法などがあります。
〇体脂肪の種類
・内臓脂肪
体脂肪のうち、内臓の周りについている脂肪の事を指します。メタボリックシンドロームの診断などでウエスト周囲などでもおおよそ図ることが可能です。
・皮下脂肪
皮下脂肪は体脂肪のうち、皮膚の下に蓄積される脂肪です。皮下脂肪を測定する方法としては皮下脂肪厚測定器を用いるキャリパー法などがあります。
〇体脂肪の適正範囲
体脂肪率の標準は男性は10.0％～19.9％、女性は20.0～29.9％とされ男性は２０％以上、女性は30.0％を超えると体脂肪量増加とされています。
「内臓脂肪」はウエスト周囲径で男性なら85cm以上、女性なら90cm以上を超えると内臓脂肪が蓄積しているとされています。
「皮下脂肪率」は男性は8.6%～16.7%未満、女性は18.5%～26.7%未満で、男性は16.7%以上、女性は26.7%以上を超えると皮下脂肪率が高いとされています。
体脂肪1kg減らすには約7200kcal消費する必要があります。「そんなにカロリーを消費できない」と思う方もたくさんいると思いますが２~３ヶ月単位で考えるとそこまで難しい数字ではありません。毎日の食事と適度な運動を心掛けることで確実に体脂肪を燃やすことが出来ます。
速く痩せたいからと言ってご飯を食べなくなる方もいますが筋肉が減り基礎代謝が下がっていく可能性もあります。さらに、リバウンドにも繋がるので無理な運動、過度な食事制限は避けて継続できるダイエットをすることをお勧めします。
まとめ
今回は体脂肪についてでした。「体脂肪なんて１ｇもいらない！」と思う方もいるかもしれませんが体脂肪が体調不良になりやすくなります。特に女性はホルモンバランスの乱れから月経異常、骨粗鬆症のリスク上昇などの悪影響もあるので無理なダイエットはせずに健康的に痩せていく方法を行ってみましょう。